ママがハマる「子ども優先じゃなきゃ」という呪縛

こんにちは。
いくじサポートビーズの木下広江です。

赤ちゃんとの暮らしが始まると、家事・育児・夜間対応…と、毎日が本当にあっという間ですよね。
 

「自分のことは後回しでいい」
「子どもを優先しないといけない」

そんな気持ちになることはありませんか?

実はこれ 今まで出会った多くのママたちを縛っていた呪文です。 
「母親だから頑張らなきゃ」と思うあまり、自分の時間を持つことをためらってしまう…。
それは、誰にでも自然に生まれる思いです。

でも、気づけばいつの間にか休むタイミングを逃してしまい、
気持ちに余裕がなくなってしまったり、夜になるとどっと疲れが押し寄せてきたり…。

私自身も出産直後、同じ経験をしました。
ちょっとソファーに座ると動けなくなる、子どもの昼寝と一緒に寝落ち…
そんな自分を ダメな母だと思っていた時期があったのです。

でも今では、
自分のための時間を少しでも持つことは、むしろ家族みんなの安心につながる大事なことで 絶対必要だ! と強く感じています。

この記事では、
「どうして“わたし時間”が必要なのか」
「自分を大切にすることで、なぜ家族もラクになるのか」
助産師として見てきた多くのケースや経験をもとに、わかりやすくお話ししていきます。

深呼吸しながら 読み進めてくださいね。

ママが整うと 子どもや家族にエネルギーが届く

「自分の時間なんて取ったら、家族に申し訳ない」
「子どもを最優先にして当然」

そんなふうに思ってしまうママは、本当にたくさんいます。
あなたは「休んでいる暇はない!」って、一日中頑張っていませんか?
真面目で、一生懸命で、家族のことを大切にしている人こそ、そう感じるのだと思います。

でも、ママの心と体が整っていないと、家族の安心の土台が崩れてしまうんですよ。

たとえば、寝不足や疲れがたまってくる...
普段なら気にならない子どもの泣き声にイライラしたり、そんな自分がイヤになったりしませんか?

逆に、ほんの数分でも目をつむって休んだり、
好きな飲み物をゆっくり飲んだり、
仲良しのお友達と外出して気持ちを整える時間をもてた日は、
自然と子どもへの接し方が穏やかになったり、気持ちにゆとりが出たりしませんか?

これは「能力」や「性格」の問題ではなく、
人の心と体の仕組みとして、あたりまえなことです。

ママが元気だと、家の中がふわっと明るくなり、
子どもも安心し、パートナーにもその空気が伝わります。なぜだか、すべての流れが良くなり 焦らなくてもいろんなことがうまくいく!

つまり、
ママが休む=家族のための準備時間
ママが整う=家族へ注ぐエネルギーが回復する
という、とても大切なプロセスなんですね。

助産師として 多くのママたちと関わってきましたが
リラクゼーション整体後に
「横になってただけなのに、こんなに気持ちが変わるんだ」
と驚く方は本当に多いです。
短時間でメンタルが整うことが信じられないと言われます。

「自分だけに使える時間をもつなんて…」と ためらわなくて大丈夫。

あなたが整うことは、あなたのためになるだけではなく、
家族全員の笑顔の源になるのですから。

助産師が見た “自分を後回しにした結果の不調”

助産師としてたくさんのママたちと関わってきましたが、
「自分のことはあとでいい」と頑張り続けた結果、体や心が限界になってしまう方を 何人も見ました。

その背景には、ちゃんとした理由があります。

 産後の体は「大事な回復期間のまっただ中」

出産は、

・フルマラソンを走り切る以上の体力を使う
・全治2か月の交通事故にあったような状態 とか、言われています。
実際に、産後6〜8週間は「産褥期(さんじょくき)」といって、
体が元の状態に戻るための大切な回復期間と言われます。

厚生労働省やWHO(世界保健機関)でも、
産後の回復には十分な休息が必要だと示されています。

にもかかわらず、この時期は休めない!
三時間おきの授乳やおむつ交換、沐浴や泣いたら抱っこ
産後のお手伝いが少ない場合は、食事の準備や掃除・洗濯迄頑張ることになります。

そんな毎日が続いてしまうと
・疲労が抜けない
・ホルモンバランスが乱れる
・免疫力が落ちやすい

といった変化が起こりやすくなります。

「最近、なんだか気分が沈みがち…」
そんなときは、体がSOSを出しているサインかもしれません。

 産後のメンタル変化は“気持ちの問題”ではない

実は、産後の気分の落ち込みは 8割以上のママ が経験すると言われています(厚労省調査)。

これは「マタニティブルーズ」と呼ばれる、 ホルモンの急激な変動による変化です。

決して“弱さ”でも“性格”でもありません。

しかし、休息が不足したり、 自分を責め続けたりすると…

・食欲の低下
・眠れない
・不安が強くなる
・涙が止まらない
といった症状が強くなり、産後うつへ進むリスクが高まることもわかっています。

だからこそ、
ママ本人のケア・サポートがとても重要なんです。

「後回し」が続くと、心も体も悲鳴をあげる

あるママは、夜間授乳でほとんど眠れないまま、
家事も一人で背負っていました。

「みんな頑張ってるし、私だけ弱音なんて…」
そう思って、誰にも頼れずにいたそうです。

その結果、ある朝突然動けなくなり、
「何もできない私が嫌で涙が止まらない」と話してくれました。

これは珍しいケースではありません。

・ 睡眠不足
・ 休めない育児
・「母親だから頑張らなきゃ」という思い込み

この3つが重なると、心身の不調は一気に進んでしまいます。

研究でも、
育児ストレスと睡眠不足が重なると、産後うつのリスクが約2〜3倍に増える
というデータがあります(国内外の複数の研究より)。

「ママが倒れる」ことは誰も望んでいない

これは私の実感ですが、
真面目で努力家のママほど、 一人で抱え込んで 心身の不調が表れやすく
ほんの少し「休む勇気」を持てたママは、顔色がよくなり、表情も柔らかくなって、
赤ちゃんへの向き合い方が驚くほど変わります。

大切なのは、あなたを大事にすること
あなたがほっとすると 家族全員の安心につながる
という事実。

あなたが笑うと、赤ちゃんは安心して寝てくれます。
あなたが落ち着いていると、パートナーも頑張ってくれます。

だからこそ――
“わたしだけに使う時間”は、家族の未来につながる大事な時間です。

「自分のための時間=家族のための時間」

ここまで読み進めてくださったあなたは「家族のために、できることは全部してあげたい」と思っている、そんな優しいママなのだと思います。

でもね、忘れないでください。

ママが元気でいることが、家族にとって“いちばん大切”だということ。

 自分を大切にすることはワガママじゃない

この言葉を、忘れないでいてください。

  • 5分だけ深呼吸する
  • 温かい飲み物をゆっくり飲む
  • ひと駅だけ散歩する
  • パートナーに少しだけお願いごとをしてみる

そんなほんの小さな行動でも、 心のざわざわが和らぎ、呼吸がふっと深くなります。

そしてその変化は  赤ちゃんにも、家族にも、驚くほど伝わります。

ママが落ち着くと、赤ちゃんは安心してよく眠るようになります。
ママが笑うと、パートナーも自然と手を貸してくれるようになります。

あなたの“元気”は、家庭のバロメーターなんです。

「休んでいい」ことを、自分に許可 してください

助産師として長くママたちを見てきましたが、
体や心の調子を崩している方は、
「私が頑張らなきゃ」「私は休めない」 と、自分に厳しい傾向があります。だから何度でも伝えたい。


・休むことは弱さではない
・自分を大切にすることは、生きるための力
・“今日の5分” が、明日のあなたを支える

あなたが今、しんどいのなら、それは努力不足ではありません。
産後のホルモン変化、睡眠不足、環境の変化が重なれば、
誰だって心も体も疲れてしまいます。

だからこそ、まずは
「 “わたしを整える時間” をもつ!」
どうか怖がらないで言ってみてください。

あなたの笑顔のために|すぐできるかんたんセルフケア

・朝、深呼吸を3回
・赤ちゃんの昼寝に合わせて5分横になる
・暖かい飲み物をゆっくり味わう
・パートナーに「今日は〇〇をお願いしていい?」とひとこと伝える…
ほんの少しの時間で良いんです。

こんな“小さな積み重ね” が
心や体を整えてくれます。
あなたの笑顔を増やし、家族の毎日を支える力になります。

 最後に——あなたは、もう十分がんばっています

今、あなたが感じているモヤモヤ、戸惑い、不安…。
それはすべて「あなたが真剣に子育てに向き合っている証拠」です。

どうか、自分を責めないでくださいね。

ゆにこまま

つらいときに、あなたが少し休むことは
あなたのためであり、
赤ちゃんのためであり、
家族の未来のためでもあります。

“自分のための時間=家族のための時間”

この言葉が、あなたの心を少しでも軽くしてくれますように。
そして、これからの毎日が、今よりもっと優しく過ごせますように。